Eye training 序章 (基本のキ)

 

 

ではさっそく、始めましょうか。

 

 

「やっとかよ。遅い!」

 

ですよねぇ。本当、ごめんなさい。

 

 

では、気合入れていきましょう!頑張ってくださいね!

 

 

 

 

「目を動かす(基本のキ)」

 

 

あー・・・・・・・・・・

 

思いませんでした?

 

「なんだよそれかよ」と。

 

はい。まさしく「それ」です。  え、がっかり?

 

 

では一応、理論から、かるーく説明しましょうか。

まず、人の目の周りには、「外眼筋」と「内眼筋」があります。

 

「外眼筋」が目を動かしまくる「挙動不審」専門筋肉(←言い方!)なのに対し、

内眼筋は、「ピント調節」(カメラみたいなもん)専門の筋肉です。

 

このうち「内眼筋」は、いわゆる「毛様体筋」と呼ばれるものです。

 

でーーー「水晶体」という言葉、聞いたことがありますか?

この「水晶体」が分厚くなったり薄くなったり

することで、私たちは物を見ています。

 

その「厚みを変える」役割を果たすのが、

さっきの「毛様体筋」という筋肉です。

 

ざっくり言うと、

 

近くを見る   →    水晶体(厚い)

遠くを見る   →    水晶体(薄い)

 

ってことです。

 

 

んなこと言われても分からーん!という人は、「軍隊」を考えてみましょう。

 

軍隊には、

「戦略を立てる・指揮をとる」ポジションと、

「実際に戦地に行ってたたかう」ポジションがありますよね?

 

視力に関しては、

「内眼筋」 =  戦略を立てる・一点集中(凝視・ガン見)

「外眼筋」 =  現地で戦う・キョロキョロ見回す(じゃないと死ぬ)

 

ぐらいのイメージで良いんじゃないでしょうか。

 

近視というのは、「眼筋」がまるで岩のごとく

ゴリゴリに凝り固まったものと言われています。

だから、今回やるのは、「まずは動かそうか」ということです。

 

 

では、まあ、解説も終わったので、やりましょうか。

 

 

やり方


① 目をぎゅっと閉じる(10秒くらい)

② 目を開けてうえを見る

③ また目をぎゅっと閉じる(また10秒前後)

④目を開けて下を見る

⑤同じように右・左をやって終了

 

 

注意ーーーーーーーーーーーーーー

ものもらいがあったり、目が痛い、なんて時は

無理してやらないこと。

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夏休みの宿題みたいに、後でやろうとかしちゃダメよ。

蓄積なんて出来ないからね?