現代ジャパニーズに足りてないもの。結論から言いましょう。
鉄分
です。
身体をつくるのも、頭脳レベルを上げるのも栄養ですが、
「鉄分」はまじで盲点です。
ほとんど気づきません。
多くの人はビタミン・タンパク質・ミネラルをまんべんなく摂ろう・・・という「バランス」は考えるのですが、「必要量」まで考えないのです。
例えば、タンパク質は最低でも1日に「体重の数字✖1g」必要で、筋トレする人ならこの2倍。
体重70キロの人なら、1日に70gのタンパク質が必要です。
300グラムのステーキを食べれば足りますが、毎日ステーキなんて無理でしょう。筋肉マッチョなんてこの倍ですよ。
ね?
しかも足りないと血・肌・髪などいろんな部分がダメージ食らいます。
現状維持ですら、かなりの必要量が求められます。
ほとんどの日本人は「1日の最低量」を摂れていません。
さて、今回のメインテーマ「鉄分」ですが、1日に必要な量は
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- 男性 1日10mg
- 女性 1日18mg
です。ん、思ったより少ないって?
残念ながらほとんどの人が不足しています。
女性だと95%~99%くらいの割合で足りてません。
女性は生理の際に血が出ますが、鉄分+タンパク質がないと血が作れない上に、その両方が不足しまくっているのです。
鉄分足りないのに補給しない。
アメリカでは政府が政策として小麦粉に鉄分を加えたり、日本人の3倍肉を食っているので鉄分は不足していません。が、日本人は「レバー嫌い」とか「スイーツ食べたい」とか言って必要量に届きません。
アメリカ人は七面鳥やらチキンやら、「肉食いすぎ」と思ったあなた。
あれが必要量です。
あの量がまじで必要なのです、冗談ぬきで。
鉄分ってそんなに大事かぁ?
という人のためにもーちょい説明します。
鉄分は血液をつくる以外に、神経伝達物質の補因子であり、活性酸素の除去作用も持っています。
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要注意なのは、エネルギー代謝の最終段階で鉄が使われること。
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パニック、肌荒れ、うつ病などは鉄不足が原因です。
「我こそは鉄分不足」という方は鉄分摂りましょう。
レバーを食べたくないのなら、飲むヨーグルトの鉄分タイプとか、コンビニでトロピカーナの鉄分補給できるやつとか、ウィダーインゼリーのミネラルを買いましょう。
レバー食える人は食いましょう。一番手っ取り早いです。
鉄分サプリでも補給できます。
鉄分というのは、血液の中ではたらく「ヘモグロビン」、そしてその前段階の「フェリチン」という物質になります。
これらが不足すると起こる症状は
- 辛い
- だるい
- 元気がない
- 頭痛
- イライラ
- 身体が重い
です。思い当たる人は鉄不足。
聞き覚えある人もいるでしょうが、
高校の生物基礎で出てくるATP(アデノシン三リン酸)というのがあります。
ATPが十分にある=元気に過ごせる
ということです。
糖や脂肪がATPに変わることで生命はエネルギーを調達しています。
よって「生体のエネルギー通貨」と呼ばれています。
エネルギー通貨として有名なATPが不足すると、
代謝がうまくいかなくなります。
代謝がうまくいかなくなります。
慢性疾患もほとんどコレ。
ATPを作る過程で鉄が100%必要になるため、電子伝達系には不可欠の物質なのです。
抜け毛、薄毛、イライラ、めまい、片頭痛、冷え性、腰痛、息切れ、シミ、肌荒れ、ニキビ、朝起きられない、立ち眩み、あざが治らない、メンタル不調、生理痛、下半身太り、更年期障害になりたくない
賢いあなた
は鉄分をしっかり摂りましょう。
→ 赤身の肉、レバー、貝、豆、ブロッコリー、ほうれん草、シーフード、ダークチョコレート、七面鳥、鉄分サプリなど