気象庁や内閣府の資料に基づいた南海トラフ巨大地震のシミュレーションです。「南海トラフ地震」と聞いてもどんな地震か分からないという人でも、この動画を見れば、どれほど危険な地震か分かると思います。
【M9.1】南海トラフ巨大地震の震度シミュレーション https://t.co/bN1iZwnr69 より pic.twitter.com/QylPgitBL1
— 人が死なない防災 (@bosai_311) July 27, 2020
なるほど、南海トラフ大地震は2030-2040が高確率ですか。数学の演算ですが・・・。 pic.twitter.com/VsILOhjkkz
— Tony_Lewis @VRChat (Tony Lewis Hiroaki URAHAMA) (@slord399) December 11, 2021
南海トラフ発生率はほぼ100%、被災者は最大6千万人。
スケールは東日本大震災の10倍以上、死者30万人越えが予想されてます。
広い地域が震度5~7以上になるため(マグニチュード最大9)、
「あ、コンタクト忘れた」といって家に帰ると確実に死にます。
この大震災が起こらないのが一番です。
ただ、起きる確率が高いので注意しておきましょう。
日本における南海トラフの歴史は古く、
だいたい100~200年おきに大地震が起きています。
これまでの歴史上では12回ほど。(多くないか!?)
思った以上に大地震が頻発してます。
そして、そんな震災時にたよりになるのは何だと思いますか?
正解は五感と身体です。
そしてその五感のうち、もっとも情報収集に使われるのが視覚です。
「たかが目が悪くなった程度で何が問題なのか」
という人が多いのは分かります。
ただ、その「たかが目」で命に関わるかもしれないのも事実です。
ここからは、トラフに関する記事をもう少し紹介します。
近年、世界各地で地震や火山の噴火が頻発している。トンガの海底火山噴火や、インドネシアやハイチでのマグニチュード7を超える大地震。国内でも2022年1月だけで、東京・埼玉で震度5強を観測する地震や、大分県・宮崎県で最大震度5強を記録する地震が起き、緊張感が高まっている。 火山学、地球科学の第一人者、京都大学名誉教授の鎌田浩毅(かまた・ひろき)さんは、「今後日本で20年以内に起こるとされている大きな災害が3つあります。1つは、南海トラフ巨大地震、もう1つは首都直下地震、最後は富士山の噴火です」と言い切る。
政府の地震調査委員会は13日、国内で可能性のある地震の最新の発生確率(1月1日現在)を公表し、南海トラフで今後40年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率を、前年の「80~90%」から「90%程度」に引き上げた。
政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震(以下、「南海トラフ巨大地震」という)が発生した際の被害想定を実施しています。 この被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。
なぜ「愛知・静岡・大阪」が危険かというと、
- 全壊建物の数
- 直接被害額の大きさ
- 死者数
で統計を取ったとき、この3地域がトップ10以内に必ず入っているからです。(朝日新聞:南海トラフ地震想定のデータより)
詳しくいうと、愛知と大阪は被害額と被害の大きさがツートップ、
静岡は死者数がダントツ1位ですね。
愛知・大阪は建物の数や人口のダメージが大きいのでしょう。
この地域に住んでいる人は、あと20~30年以内に覚悟しておいた方が良いでしょう。絶対に、対策と準備をしておいて下さい。
補足として、南海トラフが起きた際、死者数が少ないと予想されている地域を載せておきます。要は、南海トラフ発生時の日本で安全なところです。
- 佐賀県
- 島根県
- 鳥取県
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 新潟県
- 石川県
- 富山県
- 福井県
このあたりは「地震の危険、死者数に関して強い」と考えられます。
南海トラフ時の日本をシミュレーションすると、やはり太平洋側、九州・四国にかけてがめっちゃ危険というかやばいです。
なので
南海トラフでやばい場所をハザードマップ等で調べておき、
離れておくのが理想です。住んでいる場所で確認しておいて下さい。
この記事で書いている話はちゃんとした忠告です。
が、対策するかどうかは「皆様」にお任せします。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。