言いたいこと:lineは使わない方がいい
line。日本ではガス・水道・電気・line並みにインフレ化したアプリ。
親から子、学生、ジジババまでとにかくlineで連絡をとるはずだ。
朝から晩まで、職場から学校まで。四六時中??
昔みたいに「電話番号なに?」と聞かなくて済むのは良いとして、それ以外のデメリットが大きすぎる。
最近は「line離れ」なる言葉が出てきたし、その恐怖を見ていくとしよう。
Lineを使いたくない(好きじゃない)
驚くなかれ。私はlineを使いたくないのである。
連絡はメールか電話でとり、ほとんどlineを使わない。なんなら半年くらい放置していたこともザラだ。しかもザ・学生のときから。
なぜか。
それは、同調圧力が強すぎるからだ。
私はもともとツールマニアで、便利なネットツールやアプリを見つけたら基本使っている。しかしlineは例外だ。ここで偉人の名言を紹介しよう。
学生時代に教師の放ったセリフ「大事な連絡はlineでしまーす★」
ちょっと待てやぁぁぁぁぁ!(心の叫び)
そして同級生はline利用率97%(アンケートで調べたらしい)なのでlineを使っていないほうが珍しい。スマホすら持っていない人はほぼゼロ。
しかも教室連絡・部活の連絡もline、友達とのコミュニケーションもline。
lineに日常生活を侵食されているのである。というか教師がそれ言ったら、問答無用でline使えって意味では!?
さらにさらに、進学してもline圧力、就職しても連絡ツールがline!
lineをしないと言ったときの珍獣でも見るかのような視線!
もはや「lineをしない」選択肢がほとんど無い!
よほどの覚悟・意思がないとlineをやめる決断はできないのだ!
Lineをやらない方がいい理由。賢い人はほんとにやらない。
大多数が使っている中、Lineをしない人たちもいる。
なぜ使わないのか?それは以下のメリットのためだ。
- セキュリティに気を付けているから
- 時間を有効活用するため
- ストレスを減らすため
1つずつ解説しよう。
1 セキュリティに気を付けているから
ここで問題。Lineを作ったのはどーこだ?
正解は韓国でした~!・・・・・・・・えっ?
そう。Lineは韓国製。
東洋経済オンラインによれば、Lineは韓国製であり、日本はこのアプリを作っていない。それと、Lineの開発元ネイバーの創業者イ・ヘジンなどは「表向きは日本製」っぽくしといた方が都合がいいや、シェア取れるしってことでそういうイメージができたって話。
ただ、韓国製 = 危険、ということじゃありません。
Lineアプリ自体が問題なのです。理由はざっとこんな感じ。
-
- 電話帳から勝手に友達登録(赤の他人が追加されてる)
- なりすまし
- セキュリティ設定をちゃんとしないと最低限のガードができない
これらが気になる人は使わないと思われます。
また最低限の情報はグーグルみたいに収集されるので、嫌な人はやらないでしょう。
2 時間を有効活用するため
続いて2。まずは平均から考えてみよう。
PRtimesによれば、去年の1日あたりのスマホ利用時間は136分、うちSNSが78分、lineが17分前後という結果のようだ。
17分と聞くと「あれ、短い?」と思ったかもしれない。
ここで数学を思い出そう。
数学における「平均」とは、極端な数値があると平均値がズレる性質がある。つまり0分の人も100分の人もひっくるめた数値なのだ。
しかも「1日のうちSNSが78分」ということは、「Lineとその他SNSを含めて78分」ということだ。ということは、Facebookやインスタグラムもやっていることになる。
そしてさっきも言ったように、
1日あたりのスマホ利用時間が136分ということは、日本人は1日2時間以上がスマホ時間。
で、Lineが17分?確かに少なく見えるが、Lineがスマホいじりの引き金である可能性も高いだろう。Line確認をキッカケに、ついでにインスタやYouTubeも見よう、ゲームしよう、ネットサーフィンしようとなってダラダラしているうちに日が暮れた、なんてことがあるだろう。
そして重要なのが、Lineでのやりとりの「大半」が重要なことではない。
友達同士の世間話か社内連絡くらいで、「津波が起きた!今無事?」といった「本来の用途」には全然使われていない。必要無ければLineを使わなくても問題は無いだろう。
社内連絡でも「用事あるなら電話して」の方が本当に大事なことしか伝えてこない。「電話が面倒くさいからLineしろ」は暴論だ。
lineをやめるとコミュニケーションコストが浮き、自分の時間を使えるようになる。その時間で趣味を楽しんで、スキルを身に着けたほうが後々メリットになるのだ。実際賢い人ほどlineを使わない。出川哲朗、松本人志といった芸能人も使わないそうだ。
逆にいうと、同調圧力に弱い大衆のほうがLineを必死にやっている。
職人やプロにとって、
大きく飛躍するタイミングでは確実に「孤独な時間・自分を磨く時間」が必要だが、SNSに時間を取られるとそれが出来ない。もしくは遅れる。
要は「ラインは暇人と時間を潰すツール」なのだ。
しかも塵も積もれば山となるので、たとえ1日17分でも毎日やれば相当な時間になる。
ラインで1万時間の法則でも発生させる気なのか?
3 ストレスを減らすため
Lineの悪名高いシステムがこれだ。「既読無視」
これに泣かされた人は多い。
メッセージは読むのが原則で、既読無視した日には人間関係にヒビがはいる。学生ならギクシャクした雰囲気になり、社会人なら職場いじめに発展する。
既読無視すると集団からハブられる為メッセージを返すが、相手もまた返信し・・・という無限ループが終わらない事もしばしば。寝落ちする猛者までいるようだ。ちなみに私の同級生は6時間のLine会話の後、寝落ちしたらしい。(大丈夫かこの国)
つねに「返信しなきゃ、既読つけなきゃ」という恐怖に追われ、神経をピリピリさせて生活するなんて大変だ。1人になれる時間もない。ならばlineを止めてしまえば強迫観念も出てこない。
Lineを使わない人に対して
- lineなら通話無料なのにもったいない(連絡先教えろや)
- 時代に取り残されていいの?
- 学校や職場で、別途電話などが必要になり面倒
だからライン使え、という反論もあるが、
そんな頻繁に重要連絡があることは無い
し、時代に取り残されても問題ないし、通話無料なのはライン以外にもあるので、わざわざラインを使わなくても良い。
逆に、日本以外に知られていないアプリを使う方が時代遅れだし、無料だから歯止めが利かない訳だし、代替策としてSMS、メール、電話、Chatwork、Slack、Skypeもある。これらはラインと違って思考作業が必要なので、「ちょっと世間話」のノリで連絡しては来ないだろう。
以上だ。
ラインに人生潰されるか距離を置くか、決めるのは画面の前のあなたである。