「視力回復を自力で?」「本当に?」
そんな声が聞こえてきそう。
最近、ナチュラル思想(手術するより自然に治す)が広まり、目に関しても
「自力で治したい」という人が増えている気がします。
というか、気がするじゃなく、増えてますね。確実に。
結論から言うと、視力回復は自力で出来ます。可能です。
というか、私自身がすでに強度近視からの成功者ですからね。
安心して下さい。ちゃんと説明していきます。それではどうぞ。
- 「視力回復できない」はい?私がどれだけ見えなかったと?
- だんだん上がり始めるジェットコースター
- 視力フェーン現象(途中のスランプ)
- 視力回復しない理由と解決策
1 「視力回復できない」はい?私がどれだけ見えなかったと思ってるの?
私の近視ライフの始まりは10代。中学~高校にかけて急低下した。
そして言われるのが「You、眼鏡かコンタクトしちゃいなYO★」
結果私はメガネを選んだ。鼻は痛いし、マスクは曇るが仕方ない。
矯正し、めでたしめでたし・・・・・・とはならなかった。
近視・乱視・弱視を同時に発症。ストレスも追加で、あっという間に「強度近視」ステージに突入。文字通り、物理的に「目の前真っ暗」だった。
そう。
私はふつうの人と違って、眼鏡をかけても視界がボヤけるという、
「2重苦、3重苦」の状態だった。矯正不能な人はそうそういない。
ほとんどの人は、眼鏡かコンタクトを使えば見える。あなたもおそらくそうだろう。
眼鏡をかけた状態で「信号が見えない、歩く人の顔がモザイクアート」みたいな状態の私が成功して、あなたが出来ない理由、どこにあるんですか?
2 だんだん上がり始めるジェットコースター
うーん、なんか可能性がありそうなのは分かった。
で、回復にかかる時間って、どのくらい?
それは個人差があります。3週間、2か月、半年、1年、4年・・・
とはいえ本気度によって違ってきます。
私の場合、始めて3~6か月ほどで徐々に効果が出てきました。
何を始めたか?視力回復トレーニングです。
独学で片っぱしから視力本を買い集め(数十冊)、必死に毎日続けました。
かの「レーシック」「オルソケラトロジー」にも興味はありましたがしていません。理由はそんな資金無かったからです。あと怖かったから。
視力はゆっくり上がっていきます。
0,07→ 0,1 → 0,3 → 0,5 みたいな感じです。本当にスローペース。
・・・ただ、周りの人や情報を調べてみると、割とスムーズに回復した人もちらほらいるようです。まさに「視力ジェットコースター」。
3 視力フェーン現象(途中のスランプ)
フェーン現象ってご存じですか。
フェーン現象とは、高い山の上からふもとに向かって、熱く乾いた空気が流れ込む現象です。強い風が吹いたり、気温が急激に上がったりします。
つまり、上下動の差が激しいという意味です。
そしてそのフェーン現象のように、視力も途中で上下動します。
スポーツ選手でいう「スランプ」です。誰にでも起きます。
視力回復トレーニングを始めると、順調に上がるタイミングと、停滞するスランプ、そして低下するリバウンドの可能性が出てきます。
回復することは間違いないですが、上記の3つを忘れないでおいて下さい。
4 視力回復しない理由と解決策
頑張っているのに、視力回復しない。その理由と解決策を挙げていきます。
まずは理由。
私も弱視だったのですが、対処が早かったため治りました。
もちろん高齢の方も回復すると思いますが、長期間、放置している場合は成功率が下がるかもしれません。
緑内障、白内障、黄斑変性症、網膜剝離などを発症していると、視力の前に眼がやばいです。まずはそっちを改善しないと厳しいと思われます。
ネット中毒・依存症だと永遠にデジタル機器にかじりつきます。
仕事以外でも使い過ぎると休むヒマありません。睡眠時間を削ると目が休息をとれないため、余計に悪化する可能性が増します。
これは時間の問題。きちんとやればノープロブレム。
夏休みの宿題のように、「あと1か月したら。あれが終わったら」的にずるずる先延ばしにする場合。これ最悪です。こういう場合、「あとで」が絶対に来ません。「視力回復?あー今面倒くさい、また後で」とか言っている間に人生が終わります。もはやコント。
視力回復する方法(解決策)
さっそく、あなたが知りたいであろう「解決策」に入ります。
混乱しないよう箇条書きしますね。
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無理せず、毎日ルーティン化して続ける
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画面の明るさを調整する
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一定時間ごとに遠くを見て、プラス目を動かす
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スランプあっても気にしない
-
矯正は自分に合った度数にそろえる
1つずつ見ていきます。
1 無理せず、毎日ルーティン化して続ける
超重要です。これが一番大事。
五郎丸選手って知ってます?少し前、ラグビーで「カンチョーみたいなポーズ」を試合の習慣にして話題になった人です。毎回そのポーズをします。
スポーツ選手って試合ごとにパフォーマンスが違ったらマズイ訳です。
理由は「趣味と違って、一定の基準を求められるから」。
サッカー選手が試合で「今日気圧が低いから、なんか調子悪いっす」とか言ったらダメなのです。気圧が高くても低くても、常に一定のパフォーマンスを出さないといけません。でしょう?
だからスポーツ選手の中には「決まった習慣を決めて、多少環境が変わってもいつも通りに実行する」人が多いんですね。
これを視力に応用します。
私が習慣にしたのは「短時間でいいから何かやる、続ける」ことです。
体験談ですが、習慣にしないとほんとに続きません。
人間は「今やらない理由」を無限に思いつくので、習慣にでもしないと絶対続かないんですよ。私は今、こうして記事を書いていますが、その為に重い腰をあげるのに「半年」かかりましたからね。半年ですよ。
実はこの記事、半年前から書こうと思っていたんです。意外でしょ?
視力回復トレーニングは毎日続けても、1記事書くまでに半年かかりました。この間、「小指をタンスにぶつけた」「天気が悪い」「気圧が低いからやる気ない」「今日隕石が落ちてくるかもしれない!」みたいに言い訳し続けた結果がこれ。
習慣にして、やっと少し前進することが出来ました。
視力回復トレーニングって、別に大した事しません。
せいぜい、目を動かすとか、生活習慣にちょっと気を配るとか、その程度です。
ただし、「その程度」でも習慣化して下さい。
休憩時間、トイレの間、歯磨きしてる時間だけ、とにかく気が向いた時に、空いた時間にやれば終わりです。1日10分でも問題ないのです。
「ちゃんと毎日やれば」という条件が付くだけですから。
2 画面の明るさを調整する
すごい明るい部屋でパソコンとかを使うと「見づらい」んです。実は、発光画面は周りが暗い方が見やすいんですね。
だから、パソコン・スマホを使うなら少し暗い場所で。あと画面のちらつきを防いだり、ブルーライトカットしたり、長時間やって疲れたら白黒反転してみると効果的です。
3 一定時間ごとに遠くを見て、プラス目を動かす
休憩時間でいいので窓の近くに行き、新鮮な空気を吸いながら遠くを眺めましょう。多少ボヤけても問題ないので目を動かします。遠く、近く、斜め右上、右下、左上、左下、etc… バードウォッチングでもする気分で毎日こまめにやって下さい。
ものもらいがある、今日は目が痛い、充血ひどい、という場合はやらなくて大丈夫です。むしろそんな日は中止しましょう。
4 スランプあっても気にしない
人によってはスランプが来ます。「あれ、上がらない・・・」みたいな。
実際には、スランプの後はスムーズに回復することが多いです。
見えない、成果が出ない、この世の終わりだぁぁぁぁぁ・・・・・・
と思った2日後に「お花畑すごく綺麗」と思いながら町の景色を眺めてたりするもんです。
スランプの直後はかなり調子が良くなるので、開き直って
「しーんぱーい無いさーーーーーーー!(ライオンキング風)」
と思っておけば大丈夫です。文字通りまったく心配ありません。
5 矯正は自分に合った度数にそろえる
「できるだけ矯正せず生活する」という方法があります。
これは難しいです。最低でも裸眼o,3~0,5以上の人は挑戦しましょう。
人にはそれぞれ、自分に合う度数が存在します。
なので万人に最適な度数は無いのですが・・・強いて言えば、
「矯正するなら0,8~9」で、老眼もある場合、近くを0,3~4にすると
それ以上の悪化を防げるそうです。