空腹マニアは魅力だらけ。興味があるならやってみない?

空腹マニアの利点

世の中には様々なマニアがいます。

餃子マニア、オカルトマニア、ポケモンマニア、その他etc…。

 

そんな中、筆者が知ったのは「空腹マニア」の存在でした。

 

空腹マニアはどんな人達か

 

空腹マニアとは、ざっくり言うと「空腹を心から楽しめる」人達のこと。

普通なら、お腹が空いたらイライラしたり、無性に甘いものやジャンクなものを食べたくなったりするものです。

 

筆者は2年ほど前、昼食を抜いたからか、家に帰って大量のカップラーメンやお菓子を爆食いしたことがあります。

理由はストレスが溜まっていたから。それと睡眠不足。

 

ストレスマックス状態で、視界に食べ物が映ったら・・・

そりゃ食べるよね。

 

まあそんな昔話はともかく、多くの人は「お腹が空いたらイライラして何か食べる」と思いますが、空腹マニアはその逆です。

 

彼らにとって空腹は

ただ腹が減った

だけではなく、

何を食べてもおいしい

その状態が気持ちいい(快感)

脳がとてもスッキリする

次に何を食べるか考えるのが超楽しい

 

くらいの感覚です。

 

何を食べても美味しいから次の食事が楽しみで、空腹時間が長いことで頭が冴えわたります。

慣れたら空腹の方が楽という人も多いそうです。

 

 

空腹マニアの利点

 
 
長時間の腹ペコに耐えられる空腹マニア。
 
「生きてて何が楽しいの?」と思われがちな彼らですが、実は物凄い利点があります。
 
 
空腹マニアになるメリットは以下5点です。
 
① 節約になる
 
② 楽に痩せられる
 
③ ウンコがするする出る
 
④ 頭がキレッキレになる
 
⑤ とにかく食事が美味しい
 
 

それぞれ説明しましょう。

 

① 節約になる

 
 
空腹マニアは多くの場合、食事回数が少ないです。
 
 
普通の人なら1日3食のところを
 
・朝ごはんを抜いたり(スキップしたり)
・昼ごはんを抜いたり
・1日1食にしてみたり
 
することで空腹時間を長くして、その間を楽しみます。
 
食べる回数が少なくなれば、当然食費もかかりません。
 
浮いたお金は好きなことに使ったり、少ない食事を豪華にしたりできるのでまさに一石二鳥です。
 
 

② 楽に痩せられる

 
 
メリット2つ目は「楽~に痩せられること」です。
 
上で述べたように、空腹マニアはふつうの人より食べる回数が少なく、
 
 
それに加えて
 
・そもそも腹が減るまで食べない
・空腹に慣れているので量も食べない
 
ことが多いので、意識せずとも体重が減っていきます。
 
無理なダイエットをしなくても、筋トレをしなくても、間食とメインの食事が減れば痩せられるという仕組みです。
 
 
 

③ ウンコがするする出る

 
 
意外かもしれませんが、食べない時間が長くなると、ウンコがするする出るようになります。
 
空腹状態で過ごしていると、何も口から入ってこないので胃が休まり、腸も酷使されません。つまり胃腸が元気100パーセント。
 
そしてその元気な胃腸は「他にすることがない」ので消化活動に集中し、立派なウンコを生産します。
 
 
日本人の便秘率は
 
男性 約25%
 
女性 約43%
 
だそうですが、空腹マニアであれば便秘とはほぼ無縁といえるでしょう。
 
 
ウンコが出る → 便秘にならない → 痩せる
 
ことにも繋がります。
 
 
 

④ 頭がキレッキレになる

 
 
消化器官は体内でトップクラスに血液(と酸素)を必要とする器官です。
 
脳が13~18%程度なのに対し、肝臓・消化器官は30%もの血液を消費します。
 
お腹が空いている間は胃や腸が休めます。
 
つまりは消化器官に送る血液が少なくてもオーケーなので、その分の血液と酸素が脳に行くわけです。
 
エネルギーが脳に届き、頭がシャキッと冴えわたります。
 
血糖値も低いため、勉強や仕事がこれでもかという位スムーズに進みます。
 
 
 

⑤ とにかく食事が美味しい

 

長い時間が経ったあとに食べる食事は最上級のごちそうです。

素材本来の味をしっかり噛みしめ、味わい、

「お米の1粒1粒が美味しい!」

「味噌汁が体に染みる~!うめ~!」

 

といった感じで本当に感動します。

 

この感覚を味わったら何度でもやりたくなります。

次のメニューを考えるのも楽しいし、食べる間も至福の時間。

「食事が娯楽」といっても過言ではありません。

 

 

空腹マニアのデメリット

 

ここまで「空腹のすばらしさ」を紹介してきましたが、当然ながら欠点も存在します。

主なデメリットは2つです。

 

① 慣れるまでが大変

 

空腹というのは、慣れるまでが大変です。

人間は動物なので、お腹がすいたら必然的に何かを食べたくなってきます。

勉強や仕事と違い、空腹は強制ではありません。途中でやめても誰も文句を言いません。

 

それに、慣れるまでは理性で抑えられないので、

「腹減った~」

「何か食べたい」

「やるなら明日からにしよう。だから今日は爆食いしちゃえ!」

 

といった感じで無限に先延ばしにできます。

始めるのもめんどくさいし、続けるのも難しい。

割とハードルは高めです。

 

② 食事が生きがいの人には向かない

 

空腹マニアは間違いなく、グルメな人には向きません。

想像すれば分かるはず。

 

空腹マニアは1日1~2食の人が多く、食事の数が少なめです。

実際にやってみれば体の調子は良くなりますし、いつ止めても自由です。

 

ただし、健康的になる反面、食事の楽しみが減ってしまうため、

「食べている時が一番しあわせ」

「お酒大好き、ご飯大好き」

みたいな人は精神的ダメージが大きいのでやめましょう。

 

興味があるなら空腹マニアになってみよう!

 

「ご飯を食べない」

3度の飯が生きがいの人にとって、そんな生活は苦痛です。

 

しかし、いざやってみると、意外に体の調子が良くなることに気づくでしょう。

個人的には、1日2食 → 食事量を減らす、といった感じで慣れていくと楽にできます。あとで爆食いしないためにも、少しずつ慣れていくのがおすすめです。

少しでも興味があるなら、ぜひ挑戦してみてください。

もちろん「無理しない範囲で!」