田舎散歩はなぜ目立つ?静かな場所で自然体を楽しむために

田舎道をゆっくり歩くーーー

 

風の音や鳥のさえずりを聞きながら、のんびりと自然の中を散歩する。

それは心と体を癒す最高の時間です。

騒がしい都会ではなかなか味わえない解放感があり、深呼吸するだけでリフレッシュできる気がします。

 

ただ、田舎で歩くとふと気になるのが「視線」。

すれ違う車のドライバー、家の窓から見つめる人影、遠くからでもじーっとこっちを見ている誰か。

 

私以外にも同じ経験がある人はいるでしょう。

「誰かに見られている気がする・・・というかガン見されてる・・・」

そう感じると、本来癒されるはずの散歩の時間がストレスになってしまいます。

 

 

田舎で散歩するとやたら目立つ理由

 

ではなぜ、田舎で散歩すると注目を集めるのか。

その理由はざっとこんな感じです。(他にもあるかもだけど)

 

1「知らない人」が少ないから目立つ

 

田舎は基本、人口が少ないため、住民同士が知り合いであることが多くなります。

よって「見かけない人」は自然と目立ちます。

都会では通りすがりの人をいちいち覚えてなんかいられませんが、田舎ではそれができます。

つまり、「知らない人=目立つ人」なわけです。

ちなみに、知らない人じゃなくても筆者みたいに「人と話すのが苦手」なタイプは場合によっては怪しまれます。

なんて生きにくい世の中だ。

 

2  人通りが少ないから、一人が際立つ

 

田舎は人が少ないです。プラス、歩いている人の数が少ないです。

人の姿が少ない分、たった一人の歩行者でも遠くからよく見えるし、注目されやすい状況が生まれます。

道の先に誰かが歩いているだけで「あれ誰だろう?」と目がいくのは静かな地域ならではの現象。

逆にいえば、田舎の人にとって「歩いている人」はレアキャラ。

 

3 服装や雰囲気の違いが強調される

 

都会では、トレーニングウェアでも、全身虹色のド派手なファッションでも誰も気にしません。人口が多い分、変な奴も多いので、そういう人には慣れています。

が。

田舎では違います。

周りがジャージや農作業服を着ている人ばかりの中、ランニングウェアに身を包んだ人が歩いていれば、もう確実に目立ちます。

それと、地域によってはオシャレすぎる人も目立ちます。

悪気はなく「あの人珍しい格好してるなぁ」くらいの素朴な関心ですが、気になる人は気になるはずです。

 

田舎で他人の目を気にしないための散歩の仕方

 

人だらけの都会と違い、歩くだけで他人の視線を集めがちな田舎。

とはいえ、健康のためにも、趣味としても、ウォーキングをやめる選択肢なんてありません。

というわけで、自分なりのコツを編み出しましょう。

 

私が編み出したコツは6つあります。

 

1 顔を隠す

 

まず、一番オーソドックスな方法は「顔を隠す」こと。

サングラスや日焼け止めフェイスカバーなどで顔をおおい、誰か分からないようにしましょう!

顔さえ隠れてれば自分だとバレません。(たぶん)

が、やりすぎると怪しいので、最終手段だと思ってください。

 

2 スポーティな服を着る

 

次に、服装を変えるのも一つの手です。

店に行き、いかにも「私運動してるんです!」オーラを醸し出すためのコーディネート一式をそろえてください。

別に通販で買ってもいいです。

 

どんな服がいいか?

 

そうですね~、たとえばランナーがよく着ている

・インナー
・シャツ
・パンツ(ショートパンツやハーフパンツなど)
・タイツ
・ソックス
・ランニングシューズ(ここは普通の靴でもいいかも)

とかが良いんじゃないでしょうか。

スポーツウェアを着て、そのへんを走ってるランナーに紛れましょう。

 

3 少し離れた場所までいって歩く

 

面倒ですが、極力人に会いたくないなら人里から離れてください。

免許さえあれば良いです。

車でどこかの林道や山の中まで運転して、そこから歩いてください。

ただし人と会わない代わりに野生動物がいたりします。

そこは注意。

 

4 時間帯をずらす

 

遠くに行くのもしんどいな、って人は時間帯をずらしましょう。

早寝早起きする時です。

朝早く、もしくは夜に歩けば基本だれにも会いません。まあ車は通るけども。

ただし、反射たすきやライトがないと車にひかれる恐れがあるので、むしろ目立たないと危険です。

 

5 気にしない

 

正直言って、「気にしない」のが一番効きます。

道路には自転車も走ってるし、じじばばも散歩してるし、人が少ないからって「ただ歩いてる」のをどうこう言われる筋合いはありません。

 

もし通行人に「何してるのか」と言われたら答えましょう。

「健康のために歩いてます」

「散歩が趣味なんです」

「毎日の日課なんで!」

 

これで次から聞かれることは無いはずです。

 

6 犬を飼う

 

多少の手間がかかってもいい人は、ぜひとも犬を飼いましょう。

 

犬の散歩は最強です。

まじです。

 

犬を連れて歩くだけで、誰にもツッコまれない状況が完成します。

話しかけられたとしても大体はペットの話題。

「その犬かわいいね~」くらいです。

動物を飼うと自分自身も癒されます。

 

猫にリード付けてもいいですが、やっぱり犬が無難でしょう。

 

という訳で、結論

 

田舎で散歩すると、思った以上に目立ちます。

ですが気にすることはありません。

 

堂々と歩きましょう!

 

本来、散歩は自分のための時間。

誰にどう思われるかなんて気にせずに、「今日の風は気持ちいいな」「おっ、花が咲いてる!」みたいな感じで、目に映る景色を楽しめばいいんです。

 

どうしても他人の視線が気になる人は、6つのコツを試してみてください。