マラソンのサブ4はどれくらい凄いのか。だって難しいんだよコレ。

マラソンを始めたランナーがまず目標にするであろうゴール、それが

サブ4達成

である。

 

正直な話、フルマラソンは完走するだけでも結構凄いことだが、そこはやはり人間。もっと結果を求めてみたいものだ。

という訳で、今からサブ4について解説していこう。

 

フルマラソンのサブ4って何のこと?

 

マラソンの世界には、多くのランナーが目標とする魔法のような数字がある。この数字というのが「サブ〇」だ。

フルマラソンというのは、42.195キロメートルというとんでもない距離を全身全霊で走るスポーツで、この途方もない距離を「4時間以内に完走する」ことを「サブ4」という。

 

サブ4の4は「4時間」のことなので、当然、

3時間以内に完走すればサブ3、3時間30分以内ならサブ3.5。

要は完走に何時間かかったか?というのがサブなんとか。

 

サブ4を達成する割合

 

ランナー業界では「サブ4は中級者の登竜門」らしく、割とこれをクリアするランナーも増えている。ただし、だからといって簡単という訳ではない。

 

サブ4達成ランナーの割合は、

東京マラソン → 27.5%(2022年)

東京マラソン → 25% (2021年)

 

という感じで、年ごとに若干ずつ増えているが、それでも全体の上位2~3割しか達成することが出来ない。

ペース配分は1キロあたり5分40秒くらいでずっと走り続ける必要があり、女性はさらに難易度が上がるため

女子のサブ4は男子のサブ3.5に匹敵する

とまで言われているそうだ。

 

ちなみに、世界では

Big  Sur マラソンの平均完走タイムは4時間40分43秒、

ロサンゼルスマラソンは5時間20分、

ベイステート・マラソンは4時間2分4秒、

カリフォルニア国際マラソンは4時間5分55秒くらい。

 

これらの数字を見ても、サブ4はそう簡単にクリアできるものじゃない事が分かる。

 

さあ走ろう:サブ4のトレーニング方法

 

サブ4ってそんなに凄いのか!上位2割なのか!

おっしゃーやるぞーーーーーーー!

 

という人に必要な練習方法はこれだ。

体力をつける

 

そう。42キロも走るからには、まず体力がないと話にならない。

サブ4は1キロあたり5分41秒ほどのペースを続けなければならない。

それを42回分やるのだ!

 

その為に、徐々に徐々に体力を付けてきそいこう。具体的には

  1. 5~10キロのジョギングからスタート(1~2か月目)
  2. 5~10キロのジョギング+15~20キロ走 / 週(3か月目)
  3. 5~10キロジョギング+30キロ走 / 月1(4~6か月目)

 

のような感じで半年くらいかけて長距離を走れるようになるのが良い。

ぶっちゃけマラソンは体力勝負で、長い距離をラクラク走れてしまえば多少走り方がおかしくてもタイムは出る。(フォームは後で矯正すればいい)

なので、ランナーにはぜひ、規則正しい生活と、規則正しいジョギング週間によって本番で輝いてほしい。