さて、
だんだん目をやられる人が増え、
連日スマホなどにかじりつく日常が普通と化した今日この頃。
何も対策しなくて
本当に
大丈夫なのか?
大人も子供も「視力過去最低」を毎年のように更新する現代。
大丈夫なワケあるかっ!
・・・ということで、今回は不同視について話そうと思う。
まず言っておくと、
不同視とは、左右の視力が大きく離れていること。
たとえば、右目0.8で左目0.2ならそれは不同視だ。
片目だけ視力が悪いことへの恐怖から、かの知恵袋に書き込む人も多いのだが、それでは解決にならない。
答えとしては不十分だからである。
不同視になる原因はまとめるとこうだ。
- ナナメからものを見ている
- 2次元画像(立体ではない)ばかり見ている
- 姿勢が悪い
- 寝っ転がりながらスマホをいじる、テレビ見る
- 前髪が片目にかかっている
- 要は片目ばかりを使う生活
このうち、地味~に危険なのが「前髪」。
不同視になる理由のほとんどは
姿勢が悪く、つい斜めから2Dの景色を至近距離から見る生活
なのだが、前髪を気にする人はそうそういない。
最近の若者なんかは「前髪が目にかかるようなヘアスタイル」がブームのようで、おでこパッカーンな人はなかなか見ない。
確かにその方がカッコいい・可愛い・おっしゃれ~な気はする。
現に街中で見るのはそういう人。
が、しかし。
その髪型をやった人なら分かると思うが、
眼に髪がささるし(てか痛いし)、
常に髪が視界に入ってくるから邪魔だし、
前髪にピントを合わせてしまうから近視促進になるし、
案外リスクが高いのだ。
いやいや、視界の邪魔とか、目に刺さるとかどうでもいい。
俺の!
私の!
このオサレな髪形は絶対変えたりしない!
という人にもう1つ言っておくと、
点も考えてみて欲しい。
というのも、角膜が傷つくと、回復するのに自然治癒力を使うしかない訳だが、この待ち時間に細菌感染する恐れがある。
目はめっっっっちゃデリケートな器官なので、傷が治るまえに目をこすったり、ゴミが入ったり、コンタクトの使い方をミスるだけでふつーに細菌にやられるのだ。
こわっ!
こぉっわ!
・・・てな感じで、なんとも怖い前髪事件も大変だが、要は
片目ばっかり酷使する生活を変える
ことで不同視は改善できる。
まずやるべきことはこれだ。
姿勢を良くしろ!
なぜなら、姿勢が悪いからどうしても斜めからものを見るし、遠くを見るのに不便だからだ。
それプラス、目には廃用性萎縮といって、「使わない方の目がサボる」という現象が起きるので、悪いほうの目を放置するのはやめておこう。
というか、むしろ悪い方の目を積極的に使い、
両眼視・立体視トレーニングを重ねれば左右差は縮まる。
できるなら、前髪も切ったほうがいいけどね~。