「疲れた」をどうやって判断するか、4大重要バロメーター

 

 

 

個人的な感想。(あくまで私の意見ですが)

 

 

何故か「疲れた」サインを無視しがちな民族。「日本人」。

 

 

 

仕事で疲れようが、運動で汗だくになろうが、座りっぱなしでダルかろうが、

基本「気合が足りん」「根性だ!」で片づける。

彼らはアニマル浜口か?「気合いだ気合いだ気合いだ」って・・・

 

 

 

 

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もう何年も前、だが記憶に残っている出来事がある。

 

 

私は当時、学校に通っていた。

次の日は定期試験だった。

 

 

 

みんな、テキスト片手に
英単語をひたすら模写したり、歴史の年号を無表情でブツブツ唱えたり、
友達と図書室へ行ったり、質問用の先生ハンティングに駆り出す人もいた。

 

 

 

残念ながら、当時「やる気が薄い問題児」だった私は

勉強する気が1ミリも起きなかった。

理由は「だるい、面倒、眠い」の3拍子が揃っていたこと。

 

 

 

 

その後どうしたかというと、寝た。

完全に諦めの境地にいたので、眠気に従ってそのまま寝た。

勉強・・・をどうするか、迷ったけれど、眠いものは眠い。
だって人間だもの(笑)

 

 

 

 

そして翌日、試験本番。

 

・・・はふつうに過ぎ、昼休みに突入。

 

周りを見渡すと、眠そうな人がたくさんいた。ゾンビ化していた。

 

皆、眠気をこらえて「一夜漬け大作戦」を決行したのだろう。

 

 

 

ある女の子がとても眠そうだったので、聞いてみた。

 

 

自分 「どうしたの?」

その子「テスト勉強で3日間寝てない、から凄く眠い」

 

 

 

あああ・・・・・・。

 

どうやら、聞けば、その子だけではないらしい。

 

 

皆、「気合でどうにかしなさい」「若いんだから、体力あるでしょ」
という暗黙のメッセージを感じているようだった。

 

メッセージ発信元は、無論「教師」。
ことあるごとに、「勉強時間の長さ」を熱く語っていた。

それが生徒に伝染したらしい。

 

 

 

なんという無理難題。

「若ければ体力ある」は事実だけど、だからといって

「寝なくても平気」という話に繋げるのはどうなのか。

 

 

(寝なくても平気なら、一生目を血走らせて起きていればいいのに)

 

 

 

と、当時はずっと疑問に思い、
それを「これがスクールスタンダードだ!」とばかりに力説する先生を
懐疑の目で見つめていた自分がいた。

 

 

「あーあ、また被害者を増やしてる・・・」

 

 

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個人的には、若かろうが、けっこうな年だろうが、

しっかり休息を取ったほうが良いと思う。

優先的に。

 

 

とはいえ、「疲れた」をどこで判断すればいいのだろう?
なんとなく?勘?

 

いや、本来なら勘でも
「疲れた」と感じれば休まなきゃいけない。

 

 

基本、「疲れた」は体からのSOSサインなので、
無視するのは言語道断である。

 

 

が、しかし・・・・・・

 

どこを見れば  ”I  am  tired.” が分かるのか、謎だ。

 

 

 

そこで今回は、その基準をお伝えしよう。参考にして欲しい。

 

 

 

 

 

「疲れた」判断4大指標

 
 
 
  1. 脈が違う、いつもと違う
  2. 寝る時間がバラバラ
  3. 姿勢のゆがみ
  4. 呼吸が浅い、酸素不足っぽい

 

 

 

 

 

 

 

 
1 脈が違う
 
 
 
言っておこう。脈の乱れは体の乱れ。
 
 
 
運動する時にしか、「脈」を意識することは基本無いだろうが、
ふだんの生活でも意識してほしい。
 
 
 
 
まず、脈を探そう。
 
基準値を知るために、とりあえず「疲れていない」タイミングで一回測ることだ。
 
 
 
 
 
手首の内側に、反対の手の「人差し指・中指」をあてて、

「脈が強く感じられる場所」をざっと探そう。
 
 
 
そして、できればタイマーを使って15秒測り、
何回脈を打っているかを調べる。
 
 
 
 
その回数✖4(つまり1分あたりの脈拍数)が「基準値」だ。
 
カッコ良く言うと「ベースライン」になる。
 
 
 
 
一般人の平均ベースラインは「70~80」程度と言われている。
 
 
まずは「安静時の自分のベースライン」を把握しておこう。
 
 
 
運動後に脈が速くなるのは仕方ないが、
安静時に「脈伯がベースラインとかなりズレる・速すぎ・遅すぎ」
になったら要注意だ。
 
 
それが「疲れてます」サインである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2 寝る時間がバラバラ
 
 
 
これも問題だ。というか、「超・問題」だ。
 
 
「たかが睡眠」とは言うが、

その「睡眠」に泣かされる人は多い。

 
 
 
 
 
 
判断ポイントとしては、
「睡眠時間が少ない」「朝起きてもスッキリしない」かどうか。
 
 
 
 
なんだ、そんなこと?
 
 
で片付けないでほしい。
 
 
 
 
 
 
寝不足は「脳震盪」と同レベルなのだ。
 
 
は?という人はこの記事を見ること。
 
 
 
 
「寝ていない」は
ほぼ100パー「疲れてます」サインとみて問題ない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3 姿勢のゆがみ
 
 
 
 
猫背・ぎっくり腰・肩こり・首こり。
 
あとは「寝っ転がってゲームだらだら」など。
 
これを蓄積ルーティンしたら「疲れた」サインが出ると思ってよし。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4 酸素不足
 
 
 
 
現代はストレス社会。これはよく聞くと思う。
 
 
というか、もはや「スーパーウルトラストレス社会」。
 
 
 
 
結果として、ストレスに毎日ぶち当たるせいか、
気づけば呼吸が浅い。
 
 
 
 
いや、むしろ「息が止まってる」時もある。怖い!
 
 
 
 
判断ポイントは「呼吸が浅い、呼吸が止まることがある」。
 
 
 
 
人間は強いストレスを感じるとそういう症状が出てくるので、

それらが出たら「疲れてます」で間違いない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上だ。
 
 
ぜひ、「疲れ」を感じたら思い出してみて欲しい。