スペイン語で「ごめんなさい」はこう言う。そこまで数は無い。

スペイン語って、よく考えたら英語と並んで世界中で話されている言語で、しかも様々な国や地域で使われている表現が違うんですよね。

つまり、スペイン語で「ごめんなさい」と謝罪する方法も多いってこと。

という訳で、本記事では、スペイン語圏でよく使われる「ごめんなさい」の表現を紹介します。

 

スペイン語で「ごめんなさい」を表現する方法


Perdón(ペルドン)

まず最初に紹介する表現は「Perdón(ペルドン)」です。これはスペイン語で最も一般的に使われる謝罪の言葉です。例えば、誰かとぶつかってしまった時や、何か失敗した時に使います。「Perdón」は「許し」という意味の名詞であり(そーなの?)、謝罪の際に使う間投詞としても使用されます。

例えば、以下のような表現があります。

  • Perdón por lo de ayer.(昨日のこと、ごめんなさい。)
  • Perdón por llegar tarde.(遅れてごめんなさい。)
  • Perdón por no haberte contestado.(返事ができなくてごめんなさい。)

 

 

Lo siento(ロ シエント)

次に紹介する表現は「Lo siento(ロ シエント)」です。これは「ごめんなさい」という意味の表現であり、日本語の「I’m sorry」に相当します。直訳すると「それを感じる」という意味。

これについては、次のように表現します。

  • Lo siento mucho.(とても残念です。)
  • Lo siento por lo que sucedió.(起こったことについて申し訳ありません。)

 

Disculpa(ディスクルパ)/Disculpe(ディスクルペ)

「Disculpa(ディスクルパ)」または「Disculpe(ディスクルペ)」という表現も一般的に使われる謝罪の言葉です。これらはカジュアルな表現であり、友人や家族に対して使われることが多いです。「Disculpa」は命令法の2人称単数形で、「Disculpe」は命令法の3人称単数形です。

使い方はこんな感じ。

  • Disculpa, ¿me puedes ayudar?(ごめん、助けてもらえる?)
  • Disculpe, ¿me puede mostrar eso?(すみません、それを見せていただけませんか?)

 

Perdóname(ペルドナメ)

「Perdóname(ペルドナメ)」は「ごめんなさい」という意味の表現です。直訳すると「私を許してください」となります。これは謝罪に使われる表現であり、友人や家族に対してよく使われます。「Perdóname」は命令法の2人称単数形です。

例えば、以下のような表現があります。

  • Perdóname, si te ofendí.(もし傷つけたなら、ごめんなさい。)
  • Perdóname por lo que dije.(言ったこと、ごめんね。)

 

Mil disculpas(ミル ディスクルパス)

「Mil disculpas(ミル ディスクルパス)」は「本当にごめんなさい」という意味の表現です。直訳すると「1000の謝罪」となりますが、友人同士の間でカジュアルに使われることがあります。深刻に考える必要はないです。

次のように表現しましょう。

  • Mil disculpas, llegué tarde.(本当にごめん、遅れてしまった。)

 

謝られた時の返答


ざっくりでしたが、もし謝られた時には、相手の気持ちを受け止めつつ、適切な返答をしてください。以下に代表的な返答があるので、今ここで覚えておきましょう。

  • No te preocupes.(心配しないで。)
  • No pasa nada.(大丈夫です。)
  • No hay problema.(問題ありません。)
  • Está bien.(大丈夫です。)

謝罪に対して相手を安心させるような答えを返すことで、きっと円滑なコミュニケーションを築くことができるはずです。

 

まとめ

 

この記事では、スペイン語で「ごめんなさい」と謝る方法について紹介しました。主な表現として「Perdón」「Lo siento」「Disculpa」「Perdóname」「Mil disculpas」があります。それと、謝られた時には相手の気持ちを受け止めつつ、適した返答をすることが重要です。今日からスペイン語の謝罪の言葉を使いこなし、様々な人とお話しましょう。